2011年 NEWS
拝啓 本年も残すところわずかとなり、なにかとお忙しい日々をお過ごしのことと推察申し上げます。また、平素から温かいご支援を賜りあらためて厚くお礼申し上げます。
この一年を振り返りますと、東日本大震災や、歴史的な円高、欧州債務危機に伴う世界経済の減速などありましたが、来年こそ、将来に向かって明るい光が射し込むよう心から願っています。
ところで、平成23年は、私自身にとりましても大きな節目の年でした。県議会議員として3回目の当選を果たし、また、第120代山梨県議会議長にご推挙いただき、重責に全力で取り組んでまいりました。特に議会改革には力を注ぎ、がん対策基本条例についても検討の俎上に上げ、条例制定の道筋を整えたことは大きな成果であると考えています。
また、この一年は、県内でも本県の将来を左右する、そして、県民生活に直結する様々な出来事がありました。主なものと来年予定されている重要事項を次に記載しましたので、ご覧いただき、皆様の率直なご意見をいただきたいと存じます。
【平成23年の県政の主な出来事】
■横内知事2期目がスタート 第二期チャレンジ山梨行動計画策定
■東日本大震災への対応
東日本大震災支援対策室を設置して、様々な支援活動に取り組み
■地域防災計画の見直し・防災アクションプランの策定
県民の安全を守る防災体制の充実に着手
■山梨県産業振興ビジョンの策定
中小企業の経営革新や業種転換の指針策定
■富士山世界文化遺産登録 推薦書原案の提出
静岡県とともに文化庁へ推薦書原案を提出
■リニア中央新幹線ルート提示
JR東海が概略ルートと中間駅候補地を決定
■恩賜林御下賜100周年記念大会
皇太子殿下(天皇陛下ご名代)の御臨席のもと、記念大会を開催
【平成24年予定される県政の主な出来事】
■おもてなし推進週間の設置
おもてなしのやまなし観光振興条例により、2月1日から7日までを「おもてなし推進週間」として、県民大会等を開催
■ドクターヘリの導入
重傷者の救命率の向上を図るため、ドクターヘリを導入
■「富士山の日」制定記念行事
2月23日の「富士山の日」の制定に併せ、記念行事を開催
■新県立図書館の開館
11月、甲府駅北口に新県立図書館が開館
■かえで支援学校分校舎の開設
旧山梨園芸高校に高等部(職業実践コース)を新設
■太陽光発電所の運用開始
米倉山に内陸部では国内最大級の太陽光発電所が開設
以上のとおり、本県には幸いなことに、明るく、前向きな話題が数多くあります。
これからも、皆様の意見の代弁者として、県政の発展のため、そして、なによりも峡北地域の発展のため全力で取り組んで参ります。
明年が皆様にとって良き年となりますよう心からお祈りしております
敬 具
平成23年12月
山梨県議会議長 浅 川 力 三
ファナック株式会社 稲葉清右衛門名誉会長を表敬訪問いたしました。
日時:平成23年12月21日(水) 場所:ファナック本社(富士山麓山中湖畔)
ファナック株式会社を訪れ、名誉会長の稲葉清右衛門様を表敬訪問して参りました。年末を迎えお忙しいにもかかわらず、お時間を割いていただき誠にありがとうございました。名誉会長様から貴重なお話を伺うことができ、渡辺副議長ともども大変有意義な機会となりました。
本県にとりまして雇用、税収面でも多大なるご貢献を頂き、最優良企業であります、ファナック株式会社のさらなる発展と名誉会長様の益々のご健勝とご活躍をお祈りしております。
JR中央線の高速化について、JR東日本での要望活動に参加しました。
日時:平成23年11月16日(水) 場所:JR東日本・本社(東京都渋谷区)
JR中央東線の高速化実現と利便性の向上について、中央線高速化促進議員連盟の会長として、要望に行って参りました。主な要望項目ですが、高速化及び輸送力の強化(三鷹~立川間の複々線化、京葉線延伸(東京~三鷹間)、新型車両の開発)、利便性の向上(早朝、深夜特急の新設、特急定期券の導入)などですが、いずれの実現にも多額の経費負担が生じることや、東日本大震災の影響による収入減や復興費に多額の経費負担が予想されることなどから実現は厳しいとのことでした。
私からは富士山の世界文化遺産登録に関して、世界遺産委員会への推薦に合わせて、又、来年2月23日に制定された富士山の日に合わせ、何か観光キャンペーンを打って頂くことが出来ないか要望を致しました。
第11回都道府県議会議員研究交流大会に参加しました。
日時:平成23年11月16日(火) 場所:都市センターホテル(千代田区)
毎年恒例の都道県議会議員研究交流大会に、各会派の先生方と参加しました。毎年、この時期に開かれており、ほとんど毎回参加していますが、全国から各都道府県10名程度の議員が集まります。今回の講演は時事通信社の解説委員長の加藤清隆さんのご講演でしたが、総理大臣の資格とは何かと題し、政局等、大変興味深いお話をお伺いできました。又、その後、「災害と議会活動」「議会の監視機能の強化」「議会の政策立案機能の強化」「議会と住民と関係強化」「議会の政策形成機能強化の取り組みと大会・研究者との連携」の5つの分科会に分かれて意見交換を行いました。
徳島県の飯泉嘉門(いいずみかもん)知事にお逢いしました。
日時:平成23年11月7日(月) 場所:徳島県庁(香川県徳島市)
四国への出張の際、旧自治省時代に山梨県庁に在籍された、徳島県の飯泉知事さんにお会いすることが出来ました。飯泉知事さんとは当時から家族ぐるみで親しくお付き合いさせていただいております。
彼はいわゆる「改革派知事」の1人とされており、“オンリーワン徳島”を標榜した県政を行っているとのこと。とてもエネルギッシュな方です。今回は、来年度、徳島で全国初の二度目の開催となる国民文化祭について、プロサッカーチームや地域ベースボールリーグによる地域興しなど、観光振興に関する興味深い話題で意見交換させて頂きました。又、山梨赴任時の昔話にも大いに花が咲きました。
全国議長会・経済産業委員会委員長として、民主党、自由民主党、経済産業省へ要請活動を行って参りました。
日時:平成23年11月1日(火) 場所:衆議院本館、参議院議員会館他
第140回全国都道府県議会議長会定例総会で決定されました、経済産業関係の提言等の実現を図るため、民主党、自由民主党、経済産業省に対しまして、要請活動を行って参りました。国会議員の先生方、国会開会中にもかかわらず、ご対応頂きまして、ありがとうございました。特に、民主党の輿石幹事長には、急遽、同席頂きまして、身に余る思いであります。
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参加者 全国都道府県議会議長会経済産業委員会
委員長 浅川力三(山梨県議会議長)、副委員長 洲浜繁達(島根県議会議長)
★ 要請先 民主党 幹事長 輿石東 (参議院議員)、副幹事長 石関貴史(衆議院議員)
副幹事長 米長晴信(参議院議員)、
企業団体委員長代理 小宮山泰子(衆議院議員)
自由民主党 経済産業部会副部会長 磯崎 仁彦(参議院議員)
経済産業省 経済産業大臣政務官 柳澤 光美(参議院議員)
平成23年10月30日「浅川力三 県政だより」を発行しました。
中日本高速道路株式会社に対し、中央自動車道の管理、運営に関しての要望をしました。
日時:平成23年10月18日(火) 場所:中日本高速道路株式会社八王子支社
先の台風12、15号の豪雨の際、長時間にわたり中央自動車道が通行止めとなったことに対し、県民の皆さんから、観光や物流の支障となったためどうにかならないかと、各県議会議員にご意見が寄せられました。そこで、改善が図れるよう中日本高速道路㈱に対し安全面に十分な対策を行った上で、交通規制の基準緩和等をできないかとの要望書を、県議会の土木森林環境委員長の白壁議員と共に、中日本高速道路㈱八王子支社長さんにお渡ししてきました。今後、とも、県議会、県、中日本高速道路㈱が一体となって、日本の大動脈である中央自動車道が更に発展するよう、努力していくことで合意いたしました。
全国都道府県議会議長会の国土交通委員会、経済産業委員会へ出席
日時:平成23年10月12日(水) 場所:都道府県会館(東京都千代田区)
今回の全国都道府県議会議長会は、10月25日(火)に和歌山市で開催予定の第140回定例総会に提出する委員会の関係議案について審議しました。また、私が委員長を務めております経済産業委員会では、当面の経済産業施策について、経済産業省、中小企業庁、資源エネルギー庁から説明を受けました。その後、稲作農業が盛んな県の議長さんから、TPP(環太平洋経済連携協定)に対する様々な意見、要望が出されました。この問題に関しては、これから、様々な意見をお伺いしながら協議を進めていくつもりです。
平成23年10月3日「グランフォンド」開催!
第3回グランフォンド八ヶ岳、秋の南麓 2148人が快走!
八ケ岳南ろくを舞台にサイクリングを楽しむ「グランフォンド八ケ岳」(同実行委主催)が2日、北杜市高根町清里の「清里の森」を発着点に開かれた。参加者のニーズに合わせて116㌔、80㌔、38㌔の3コースを設定。県内外から2148人が参加した。
「2011フェスタまきば」に行ってきました。
日時:平成23年10月2日(日)場所:県立まきば公園
県立まきば公園にて行われました、お祭りに顔を出してきました。
今年に入ってから、4月にユッケによる食中毒問題、7月以降には牛肉の放射性物質による汚染問題など、畜産関係者にとっては大変厳しい状況となっていますが、そんな暗い雰囲気を吹き飛ばすような、明るく元気なお祭りでした。
牛乳の早飲み、卵の早むき競争やフラダンス、“甲州麦芽ビーフ”のバーベキュー等々、親子で楽しめるお祭りです。
農政部の担当者からお聞きしましたが、本県の牛肉の小売の動向が8月で前年比約7割程度となっているようです。農政部では、食肉の安全確保のため、山梨食肉センターへ出荷される肉牛について、放射性物質の全戸検査を実施しているそうでして、これまでの検査では、放射性セシウムは検出されていないとのこと。
皆さん、安心して、山梨の美味しいお肉をたくさんお召し上がりください。
東日本大震災の被災地へ山梨のミネラルウォーターをお届けしてきました。
日時:平成23年9月20日(火) 場所:岩手県住田町役場、各仮設住宅、避難所(岩手県気仙郡住田町)
甲斐市のキングスウェルホールで開催された、「MUSIC→WATER(ミュージック・ウォーター)プロジェクト6.19チャリティ・コンサート」で、大勢の皆様から頂いた浄財を原資として、ミネラルウォーター(550MLのペットボトル約6,200本)を購入し、東日本大震災で被災された方々に、山梨活性化促進県議会議員連盟ボランティア部会長の武川勉議員と共に、お届けにあがって参りました。
当日は、台風15号の接近により岩手県内も大雨で、びしょ濡れになりながら、荷下ろし作業を行い、各仮設住宅や集会所などを時間が許す限り廻りました。
被災された方々には本当に喜んでいただき、とても感銘を受けました。
最後に、住田町の多田町長さんを始め、役場の関係者の皆さん、又、今回のお届けに関し協力頂いた地元関係者の皆さん、本当にありがとうございました!
東日本大震災の被災地へミネラルウォーターをお届けします!
去る6月19日、甲斐市のKINGSWELL HALL(キングスウェルホール)で開催された「MUSIC→WATER(ミュージック・ウォーター)プロジェクト6.19チャリティ・コンサート」で、大勢の皆様から多額の浄財をいただくことができました。
あらためまして、厚く御礼申し上げます。
被災地では、ニーズに合った救援物資の需給調整に今なお混乱が続いております。被災された方々に寄り添った支援が一層求められており、救援物資もしっかりとした救援ルートを確保する中で、本当に必要としている方々に確実に届けなくてはなりません。
そして、いよいよ、9月19日(月祝)~20日(火)に皆様の心がこもったミネラルウォーターを岩手県住田町にお届けする運びとなりました。
当日は、被災された方々に現地で直接お渡ししたいという有志議員とともに、私、浅川が皆様の善意をお届けに行ってまいります。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。
それでは、元気に行ってまいります!
○支援物資
ミネラルウォーター(51万円分)
内容:550MLのペットボトル約6,200本
260ケース(1ケース24本)
※ 関係者の皆さまにはお待たせしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。現地での様子は、後日ご報告させていただきます。
(株)由布院玉の湯代表取締役会長、観光カリスマ
溝口薫平(みぞぐち くんぺい)先生と観光施策について意見交換させて頂きました。
日時:平成23年8月31日(水) 場所:由布院玉の湯(大分県由布市)
九州での総務委員会の現地調査、大分での全国都道府県議会議長会国土交通委員会現地視察の合間を利用して、溝口薫平先生と意見交換する機会に恵まれました。由布院の観光施策関連、現在、重点を置かれている施策について、国内外に対してのPR方法について、震災後の観光客の動向・影響・対応策について、地元の観光業者間の連携について等々たいへん貴重なお話をお伺いすることが出来ました。今回、このような機会に恵まれたのも、由布院観光総合事務所の生野事務局長様の特段のご配慮によるものです。関係者の方々に対しまして、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
山梨県農政アドバイザーの小泉武夫東京農業大学名誉教授と新しい銘柄鶏「甲州頬落(こうしゅうほおとし)鶏(どり)」について意見交換
日時:平成23年7月5日(火)場所:スパティオ小淵沢
県農政部が進めています“美味しい甲斐開発プロジェクトチーム会議”の試食会に参加しました。県の畜産試験場が育成し、小泉先生が名付け親となった新しい銘柄鶏「甲州頬落(こうしゅうほおとし)鶏(どり)」を使用した加工品を試食しました。“ブロイラーよりもおいしく、高級鶏肉である甲州地どりよりも安価で消費者が購入しやすい”をモットーに開発されたお肉ですが、大変風味が豊かで、肉のうまみがしっかり残りながら適度な脂があり、新しい加工品の開発が期待されます。開発を手がける「(株)丸政」の会長さんからも、開発の状況についてお話を伺いました。小泉先生とは度々意見交換をさせて頂いております。
県が行っている放射線の監視状況を確認してきました。
日時:平成23年7月4日(月) 場所:県衛生環境研究所(甲府市)
多忙な議長公務日程の合間を見て、福島第一原子力発電所の事故発生以来、県が行っている放射線に関する緊急調査の確認へ行ってきました。
甲府市富士見の県立中央病院の北隣に隣接する県衛生環境研究所では、モニタリングポストという装置により24時間、大気中に存在しているガンマ線といわれる放射線量を測定しています。ここで計測されたデータが、国や報道機関を通じて、県内の放射線量ということで、広く公表されています。
この研究所では、大気の測定だけではなく、降下物や水道水に放射性物質が含まれていないか、食品に残留農薬が含まれていないかなど、日々、研究者が地道に試験研究にあたっているとのことでした。
県民の安全、安心を守るという、各研究者の熱意が感じられました。又、研究室内の薬剤の匂いに懐かしさを感じました。
都内で開かれた山梨県人会連合会総会にお伺いしました。
日時:平成23年5月21日(土) 場所:京王プラザホテル(東京都新宿区)
山梨を離れ、首都圏でご活躍をされている、山梨県人会連合会の方々は「ふるさと山梨」に対する深い愛郷の念を抱かれながら、常に温かいご支援をいただいており、山梨に暮らす者にとりましても、大変心強い励ましとなっております。弦間会長様が提唱されておられます「ふるさとリンケージ200」は、86万人の山梨県民と、首都圏で暮らす山梨県人120万人が、心を一つにして、ふるさと山梨の発展に向けて、ともに邁進していこうという、大変素晴らしいスローガンです。県議会といたしましても山梨を離れて暮らす大勢の方々が、誇りを持てるような郷土づくりを目指し、これまで以上に、尽力して参る覚悟であります。
埼玉県加須市に避難している福島県双葉町(ふたばまち)の町民のみなさんに対し、炊き出しボランティア活動を行いました。
去る、6月13日に清里の観光関係の仲間の協力を得て、埼玉県加須市の廃校となった高校(旧埼玉県立騎西高校)に避難しておられる、福島県の双葉町民約1,400人の方々に対して、炊き出しボランティアを行いました。
清里の朝取りレタスや甲斐市のミニトマト、ビーフステーキや清泉寮ソフトクリームなど、食材を大量に用意し、スタッフ30名程度で調理しましたが、またたく間になくなってしまいました。
避難所の食事は、お弁当が主であるため、どうしても野菜不足になりがちで、特に八ヶ岳南麓で育った野菜は特に大好評でした。
あと、千羽鶴を織ってくれた、双葉東小学校、双葉西小学校、双葉中学校の児童のみなさん、井戸川克隆町長さんにしっかりとお届けしました!
又、ボランティアとして集まってくれた皆さんありがとうございました。
第120代 山梨県議会議長
このたび多くの先輩議員、同僚議員の御推挙をいただき、第120代山梨県議会議長に選任されました。これも、峡北地域の皆様の温かい御支援の賜であり、厚く感謝申し上げます。
さて、3月11日の東日本大震災とその後の福島第一原発事故により企業活動は大きな制約を受け、消費者心理は冷え込み、その一方で、被災地の復興には莫大な費用と労力が必要です。本県では、幸いなことに大震災の直接の被害はごくわずかでしたが、製造業での受注の減少、県外、海外からの観光客の相次ぐキャンセル、外国へ輸出する県産品の風評被害など影響は計り知れないものがあります。私たちは、まさに国難ともいえるほどの厳しい現実に直面しています。
私は、このように多難な時期に県議会議長という重責を担うこととなりました。いうまでもなく県議会は、地域の皆様の声を代弁する議員たちが集い、県の施策をチェックし、執行部へ政策を提案する機関であり、このような状況において県民福祉の増進のために、その果たすべき役割はさらに大きくなっています。議長就任に当たり、改めてその責任の重さを痛感しているところです。
今後は、議長として二元代表制の一翼を担う県議会のさらなる活性化、情報の発信などに積極的に取り組むとともに、「豊かな峡北地域をめざして」過日の県議選で皆様とお約束したマニフェストの実現のために、「熱き心で行動」してまいります。
引き続き、温かい御支援を賜りますようお願いいたします。
平成23年5月18日
山梨県議会議長 浅川力三
東北がんばれ! 日本がんばれ!
東日本大震災で亡くなられた皆様の御冥福をお祈りするとともに、かけがえのない御家族を奪われ、思い出の詰まった家を失った多くの被災者の皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。また、東京電力福島第一原子力発電所において生命を賭して放水活動を敢行した東京消防庁、自衛隊など関係機関の皆様に深甚なる敬意を表する次第です。
被災した人々は、経済的、精神的、肉体的に深い傷を負いながら避難所で秩序ある集団生活を送り、復興に向けて一丸となりがんばっておられ、外国でみられるような暴動や略奪は皆無です。そして、全国の人々が、今回の被災を自分のことのように考え、救援物資や義援金など温かい支援の手を差し伸べています。昨今、日本人のモラルの低下が指摘されていましたが、こうした状況をみると、日本もまだまだ捨てたものではないと認識を新たにしたところです。
私は、日本の底力を信じています。
かつて経験したことのない大災害であり、これから日常生活に様々な影響を受けることでしょうが、私たち一人ひとりが萎縮してはいけません。多くの仲間に支えられていることに感謝しつつ、自らの責任を果たしていかなければなりません。
大正14年、関東大震災直後に来日したポール・ラッシュ博士は、八ヶ岳南麓を拠点に疲弊した日本の農村の民主化や青少年の育成に生涯を捧げました。
私は、博士の教えを胸に、私の議員としての使命である「豊かな峡北地域を目指して」、地域のため、県民のために、引き続き全力で働いて参ります。
平成23年3月28日 山梨県議会議員 浅川力三
平成23年3月21日「浅川力三 県政だより」を発行しました。
平成23年1月10日「浅川力三 県政だより」を発行しました。
新年 あけましておめでとうございます。
━━━2011年1月1日
- 皆様には、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
- 昨年は、尖閣諸島問題、口蹄疫の発生、記録的な猛暑などさまざまな出来事がありました。また、2人の日本人科学者のノーベル化学賞受賞や甲府鳥もつ煮のB1グランプリ獲得、ヴァンフォーレ甲府のJ1復帰など明るい話題が、私たちを勇気づけてくれました。私は、昨年2月議会、11月議会と2度にわたり県議会における生粋の知事与党である県民クラブを代表して質問を行い、農業、観光など今後の成長が期待できる分野を中心に県執行部と議論を交わしました。11月議会の概要を裏面に掲載しましたので
- ご一読いただき、御意見、御要望をお寄せいただければ幸いです。
- さて、横内知事は、9月議会の冒頭で「これまで育ててきた発展の芽をさらに大きな成果へと結実させたい。」と語り、知事選への出馬を表明されました。知事は、1期4年間の任期において、経済・雇用対策など当面の県政課題に的確に対応するとともに、県立病院の独立行政法人化、米倉山太陽光発電所の整備など長年の懸案にも筋道を付けました。さらに、リニア中央新幹線、産業振興ビジョン、やまなしブランドなどさまざまな分野に本県発展の種をまいています。
- こうした貴重な種を大きく育てることができるのは、横内知事だけです。私は「熱き心」をもって、知事とともに「暮らしやすさ日本一」の実現のために全身全霊を傾けてまいります。どうか、皆様には、御支援、御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
- 1月10日に浅川力三県政だよりを新聞折込にて北杜市全域に発行します。ぜひ、ご覧ください。
皆様の県政に関するご意見、ご要望などありましたら私までお寄せ願います。
新年のご挨拶をアップしました。本年もよろしくお願いいたします。